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もう嫌だ。 何度も何度も繰り返し続けて、ようやく惨劇を終えることが出来たのに。 かつての希望の光に殺されて。 尊敬している人に殺されて。 大好きな親友に腹を裂かれて。 どうして私がこんな目に遭わなくちゃならない。 どうしてみんながあんな目に遭わなければならない。 もう嫌だ。これ以上繰り返すのも、これ以上みんなが罪を重ねるのも。 もう、なにもかもが嫌だ。 紅い月が私を小馬鹿にするように輝いている。 「...羽入」 名前を呼ぶ。 言い争いはそれなりにしたし、あの惨劇の繰り返しの中で自分は無力だと諦め傍観していたけれど、それでも私を裏切ることはしなかった唯一の存在。 私が全てを打ち明けることのできる唯一の存在。 いつもの雛見沢じゃない、殺し合いを強要される狂った世界。 ここでなら、奇跡のようなイレギュラーが起きて、消えてしまった彼女ともう一度会えるかもしれない。 「...羽入。いないの?」 そんな淡い期待を寄せながら幾度か名前を呼ぶも、返ってくるのは無情な静寂だけ。 「...私にはもう、そんな僅かな奇跡すら許されていないのね」 100年にも渡る繰り返しの末に辿り着いた、祭囃子のように皆で一致団結し掴み取った未来。 あれでもう私の奇跡は使い切ってしまったのだろう。 ならば戻ったところでなんになるのか。 また、あの地獄を繰り返すだけではないのか。 ちょうどいい。 このイレギュラーにもほどがある世界なら、もしかしたら繰り返さなくても済むかもしれない。 仮にまた雛見沢に戻ったとしても、今度こそあの自害用の欠片で首を斬るだけだ。 デイバックを探り、手にした硬い感触のものを取り出す。 出てきたのはライフル銃だった。 銃。今まで使ったことはないけれど、これなら容易く命を断つことができるだろう。 ずるりと尻餅を着く。 もう立っていることすら億劫だ。どうせ死ぬのだから。 銃口を自分の口腔に入れ、引き金に指をかける。 これで全てが終わる。私の惨劇しかなかった人生に幕を引くことが出来る。 『梨花ちゃん』 『梨花!』 共に喜びを交わし、悲しみを共有し、惨劇に挑んだ仲間たち。 彼らの向けてくれた笑顔に微睡むように瞼を閉じ、引き金に力を込める。 さようなら、みんな。 そして。 パン、と乾いた銃声の音が響き、私の意識は途絶えた。 ☆ 銃口から硝煙が昇り、空気に溶けていく。 俺、三島英吾はふう、と息を吐き構えていた銃を下した。 「嫌なもん見せられちまったぜ...」 俺はここに連れて来られる前も殺し合いに巻き込まれている。 シークレットゲーム。どう考えても趣味の悪い金持ち共の道楽だ。 そのゲームで俺は頭を撃ちぬかれて命を落としたはずだった。 それが、気が付けばこの殺し合いに巻き込まれていた。 死んだ先でも殺し合いなんざ勘弁してくれよ、と愚痴りながら森を散策していた時だった。 ぼんやりと虚空を見つめる、長髪の少女を見つけた。 声をかけようと思ったが、ああ見えて貴信のように密かに殺人を重ねようとする輩の可能性もあったので、ひとまずは隠れて様子を覗うことにした。 すると、少女はデイバックからライフル銃を取り出すや否や、自分の口に突っ込み始めた。 こんなの誰が見てもわかる。彼女は自殺しようとしてる。 これでは声をかけたところで無駄だ。最悪、驚いた拍子に手が滑って引き金を引きかねない。 だから俺は撃った。彼女の持つライフル銃を。 少女のか弱い腕力では衝撃に耐えきれなかったのか。 ライフル銃は弾き飛ばされ、少女もまた背後の木に頭部を打ち付けて沈黙。 そのまま動かない少女を見て焦りながらも呼吸を確認。 打ち所が悪く、気絶してしまったらしい。 「悪かったなあ嬢ちゃん。ちゃんと手当はするから勘弁してくれ」 眠る少女を背負い、どこか身を隠せる場所を求めて足を進める。 「......」 誰かを殺してまで生き延びたくない。誰かの殺意に晒されたくない。誰かに殺意を振りまきたくない。 この理不尽で残酷な環境で命を断ち逃げ出すのは、それも尊重すべき一つの選択肢なのかもしれない。 以前の自分ならば、そう割り切って、少女の最期を見届けていたかもしれない。 「...ま、お前が見てるかもって思えば、そんな姿は見せられないわな」 薪岡彰。シークレットゲームで数日間共に行動した、優しく正義感溢れる少年。 その線の細い華奢な容姿とは裏腹に、誰よりも愚直に信頼と優しさを貫いてきた彼の背を思い描けば、目の前で散ろうとする命を見過ごすことなどできなかった。 とはいえ、自分一人でこの少女を護り切るのは難しいだろう。 欲を言えば、彰のような人を癒し、信頼を築きやすい相方が欲しいところだが... 「...泣き言言っても仕方ねえか」 シークレットゲームとはまた勝手の違う、もっと直接的に「殺し合え」と強要されるこの殺し合い。 さて、どう切り崩してやろうかね。 【古手梨花@ひぐらしのなく頃に 業】 [状態]気絶、自暴自棄、後頭部にたんこぶ [装備]いつもの服 [道具]基本支給品、ランダム支給品0〜2 [行動方針] 基本方針:とてもつらい 0:...... 1:しにたい ※参戦時期は16話で沙都子に腹を割かれている最中(完治はしています) 【三島英吾@リベリオンズ Secret Game 2nd stage】 [状態]健康 [装備]拳銃@現実、ライフル銃@現実(梨花の支給品) [道具]基本支給品、ランダム支給品1〜3 [行動方針] 基本方針:殺し合いを止める。 0:ひとまずこのお嬢ちゃんを手当して話を聞く。 1:協力者を探す。 ※参戦時期は死亡後
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A. リモコンの再生ボタンと選択ボタン(丸いリングの中央のボタン)の同時に5秒くらい長押しで本体が再起動します。
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「かわは、かわは」は2小節あります。どのパートも、ほとんど同じ形ながら2小節目で1音下がります。こういう繰り返しのときは、必ず2回目に何も書いていなくても何かやるべきなのではないか、と疑ってみるべきです。音量の指示は何もありませんが、気持ちの持ち方を変えましょう。 1)音が下がったから気持ちを落ち着けてみる。その結果、少し小さくなったとしたら、それでもいい。 2)同じ言葉を繰り返すのだから2回目はもっと深い感情があるはずだ。音量は敢えて変えずに、気持ちをもう一段強く持ってみよう。その結果、少し大きくなったとしたら、それでもいい。 ここで一つ手がかりがあります。厳密に一致していないのでわかりにくいですが、「中洲のかれんな小鳥たち」の後に出てくる「さようなら、さようなら」や、「白い工場の群れよ」の後に出てくる「さようなら、さようなら」と、構成上同じところに置かれています。たとえばここの特徴として、ソプラノが(シ♭)レドー、(ラ♭)ドシ♭―、の形をとっています。 気持ちに訴えかける言葉として、「さようなら」はわかりやすいですよね。単純にいろんな方法で気持ちをこめることができます。そして、その動きは、いずれも(p.45もpp.47-48も)一回目がフォルテで二回目がピアノ。むしろさきに「さようなら」の作り方を考えてみればいろいろやりたいことがでてくる。 となれば、それに先行して提示される、この「川は、川は」は、その影響を無視して作られるべきではないでしょう。 選択肢として 1)一回目を強く、二回目を弱く。ただし楽譜に明示的な指示がない以上、あまり極端な音量変化には結び付けない。たとえば一回目を積極的に、二回目を内向的に同じ音量で作ってみるとか。 2)楽譜に明示的な指示がない以上、逆説的にぴったり同じ音量でやってみせる。筑後川くらいの有名曲なら、このあとの「さようなら、さようなら」の展開もお客さんは知っている。そこを敢えて同じ大きさで作って見せることで、この部分の音楽の流れや大きなうねりを表現する。 3)楽譜には出だしがmfということがあるだけで、そのあと<や>があるのだから、2回目の音量などそのバランス次第でどうにでもなる。音高を落としているのだから、気持ちを落ち着けてみる方向で、2回目を小さく作ってみようじゃないか。 4)楽譜には出だしがmfということがあるだけで、そのあと<や>があるのだから、2回目の音量などそのバランス次第でどうにでもなる。2回目はもっといろんな気持ちが高ぶるはずだから、単純なテクニックで望むなら大きくなってしまうだろう。 とか、まぁ、他にもありえるかもしれませんが。 5)そんなこと言ったってできっこないよ。その小節に書いてあるとおりに歌ってくれればいいんじゃない。 完全に指揮者マターです。 この件でマイミクさんからコメント 基本路線にはやはりD- Tという緊張- 緩和の運動がありますから、 それは意識して音楽を作らないと違和感のある音楽になります罠 つか、音楽を感じていれば自然と強- 弱になると思いますねぇ。 自然な流れの音楽ということなら、そういう選択でしょうねぇ。 不自然さをどの程度織り交ぜると意外性があって面白くなるかとか言う音楽と付き合っている時間が長いのと、筑後川がプーランク没年よりあとの20世紀の大人向けに書かれた音楽ということとで、まぁ、いろいろ深読みしてみたりとか。 考えすぎ、考えすぎ。 日本もぼろ負けしたことだし、かなり自暴自棄w (この文書は2006年06月13日未明に日記として書かれたものです)